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第78号【GLP-1アナログ製剤は1型糖尿病患者にも効く?!】

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【医薬ニュースNOW】 第78号
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こんにちは、山川健太です。

医薬領域の第一線で活躍している人に向けて、注目ニュースを選び、
その概要をお届けします。


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◆今回の注目ニュース
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【GLP-1アナログ製剤は1型糖尿病患者にも効く?!】
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■情報源■
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2011-06/uab-ssd061511.php
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GLP-1アナログ製剤であるリラグリチド(liraglutide)は、
インスリンで治療中の1型糖尿病患者の血糖コントロールを
より改善することを示した研究結果が報告されました。

結果はEuropean Journal of Endocrinology誌に掲載されています。

この研究に参加した14名の研究開始時のHbA1cの値は
全員が7.0未満で、インスリン治療に関して言えば、
血糖コントロールが良好に管理されている患者に該当します。

しかしながら、インスリンで良好に血糖コントロールが管理されている
1型糖尿病患者でも、血糖の変動の管理は十分でないことが多々あります。

本研究者らは、リラグリチドを使用することで、
インスリン治療では十分に管理しきれない血糖の変動を抑え、
その結果、インスリン治療で必要となるインスリン量を軽減する
ことが出来る可能性があると述べています。

今回の研究では、リラグリチドの投与開始後、
1~2日の短期間で血糖の改善が見られたことや、
リラグリチドの中止後も速やかに血糖改善の戻りが
見られたことから、研究者は今回の結果は、
リラグリチドの薬効に基づくものであると主張しています。

リラグリチドのインスリンへの上乗せ作用を示す
メカニズムは明らかではありませんが、
本研究者らは、リラグリチドによる血糖変動の抑制は、
食後のグルカゴンの抑制作用に基づくものと推測しています。


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◆チェックしよう!英単語!
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meticulou:細心の、精細な

disciplined
:よく訓練された、しっかりとした、規律のある

in terms of:~に関して言えば

glycemic excursions:血糖の変動

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◆あとがき
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GLP-1アナログ製剤の血糖低下の主なメカニズムは、
血糖に応じて膵臓のβ細胞からインスリンの分泌を
促進することにありますので、
膵臓のβ細胞からのインスリン分泌能が欠如している
1型糖尿病患者でもGLP-1アナログ製剤が効果を発揮する
との今回の研究結果は、とてもインパクトのあるものです。

著者が言うように、グルカゴンの抑制作用に基づく作用、
つまり、肝臓からの糖新生の抑制作用の可能性が考えられます。

今回はレトロスペクティブで小規模の研究結果ですが、
著者らは規模を大きくした研究を計画しているとのことですので、
その結果に注目したいと思います。


<<本メルマガについて>>
※本メルマガの内容は作者の興味に基づいて主観的に取り上げたものです。
※本メルマガの内容は医学的なアドバイスを意図したものではありません。
※医学的な行為は必ず医師・専門家の指導のもとに行ってください。
※作者の勘違い等で本メルマガの内容に間違いが含まれている場合もあります。
※間違いにお気づきの方は作者宛にメールを頂けると幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行者:山川健太
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2011-06-19 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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