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第43号【プロトンポンプ阻害薬と●●の併用による心血管リスクの増加】

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【医薬ニュースNOW】 第43号
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こんにちは、山川健太です。

医薬の領域の第一線で活躍している人に向けて、注目ニュースを選び、
その概要をお届けします。

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◆お知らせ
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株式会社リンクスタッフ(http://www.linkstaff.co.jp/
東京都港区赤坂4-9-17赤坂第1ビル6F
TEL 03-3401-7277 FAX 03-3401-7790


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◆今回の注目ニュース
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【プロトンポンプ阻害薬と●●の併用による心血管リスクの増加】
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■情報源■
http://www.bmj.com/content/342/bmj.d2690.full
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抗血栓剤とプロポンポンプ阻害薬(PPI)との併用は、
抗血栓作用の低下させ、心血管リスクを高める懸念があり
注意を払う必要があります。

特にクロピドグレルとPPIとの併用では、
心血管リスクの増加が過去の臨床試験で示されていますが、
アスピリンとPPIとの併用によっても心血管リスクが増加する
可能性があります。

そこで、アスピリンとPPIとの併用と心血管リスクの関係を
評価した研究がなされ、その結果がBMJ誌に掲載されています。

この研究では、デンマークの全ての病院の
1997年から2006年のデータを用いて解析しました。

解析対象は、初発の心筋梗塞を発症後30日間は生存した
アスピリン使用患者であり、1年後のデータを評価に用いました。
また、対象患者からは、クロピドグレル使用者は除外されています。

その結果、PPI併用患者では、
心血管イベント(心血管死、心筋梗塞、脳卒中)のハザード比は
以下に示す結果であり、リスクが有意に増加することが示されました。

ハザード比
・Cox proportional hazard model:1.46 (1.33 to 1.61; P<0.001)
・for the propensity score matched model:1.61 (1.45 to 1.79; P<0.001).

一方、H2ブロッカーとの併用によるリスクの増加は見られませんでした。


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◆あとがき
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アスピリンは胃腸障害を起こすため、
アスピリン使用者の多くはPPIを併用しています。

このことは、ガイドラインでも推奨されている状況です。
http://circ.ahajournals.org/cgi/content/full/118/18/1894?ijkey=b1dfd79f060dbbfb37b76df6d097b4b2e65052ab&keytype2=tf_ipsecsha

しかしながら、PPIと併用することで、
アスピリンのバイオアベイラビリティを低下させ、
血小板凝集抑制作用を弱める可能性があります。

つまり、PPIは胃酸の生成を抑えることで、
胃内pHを変化させ、アスピリンの吸収に影響を
与える可能性があります。

その他の可能性としては、
PPI自体が心血管イベントを高める可能性や
PPI使用者と非使用者との間で何らかの違い(交絡因子)
があり、その因子が影響している可能性が考えられます。

また、この論文では、最近注目されている
クロピドグレルとPPI併用による心血管イベントのリスク上昇の
原因として、少なくとも部分的にはアスピリンとPPIの併用で
説明できる可能性があると考察されています。

なぜなら、クロピドグレル使用者のほとんどが
アスピリンと併用している状況であるからです。

今後、PPIとクロピドグレルやアスピリンとの併用と
心血管イベントのリスクの関係を解明するための
前向き試験の実施が期待されます。



<<本メルマガについて>>
※本メルマガの内容は作者の興味に基づいて主観的に取り上げたものです。
※本メルマガの内容は医学的なアドバイスを意図したものではありません。
※医学的な行為は必ず医師・専門家の指導のもとに行ってください。
※作者の勘違い等で本メルマガの内容に間違いが含まれている場合もあります。
※間違いにお気づきの方は作者宛にメールを頂けると幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行者:山川健太
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2011-05-16 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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